2016.5.23

富士山特急の完成祝う 水戸岡さん「豊かな時間演出」 

デザインのコンセプトなどを解説する水戸岡鋭治さん=富士河口湖・富士急行線河口湖駅

 23日から運行を始める富士急行線の新型特急「富士山ビュー特急」の完成式が22日、富士河口湖町の河口湖駅で行われた。デザインを手掛けた工業デザイナー・水戸岡鋭治さんが出席し、「地域住民が豊かな時間を過ごせる車両にすることを一番に考えた」と、デザインに込めた思いを語った。
 関係者や近隣の町村長ら約30人が出席。富士急行の堀内光一郎社長が「多くの方の尽力があり、鮮烈で繊細、素晴らしい特急車両が完成した」とあいさつした。
 JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手掛け、これまでも富士急行線の車両や駅を担当してきた水戸岡さんは、あいさつで、デザインのコンセプトを解説。特徴的な小豆色に近い「さび朱色」の外装について、「花が自然の中を通り抜けるようなイメージを持たせるため、少し明るい色を使った」と話した。
 この日は記念運行もあり、出席者と同町船津の保育園児約70人が乗り込み、新型特急の乗り心地を楽しんだ。

広告
月別
年別