2018.3.02

廃校利用してドローン講習 精進湖観光協がスクール開設 業者に委託、観光振興図る

富士山を望むグラウンドで開かれた小型無人機(ドローン)の講習会=富士河口湖町精進

 富士河口湖町の精進湖観光協会(渡辺袈裟一会長)は、廃校となった精進小グラウンドなどで、小型無人機「ドローン」の操縦技術や知識を教えるスクールを始めた。施設活用のほか、地域の活性化が目的。専門のインストラクターに業務委託し、国への飛行許可申請で有利になる技能証明を取得できる講習や、指導員向けのプログラムを行っている。
 ドローンの需要が高まっていることから、スクールを通じて交流人口を増やし、観光振興につなげようと企画した。
 ドローン活用を進める一般社団法人「日本ドローンコンソーシアム(JDC)」の認定スクールとして開設。講師はシステム開発などを手掛ける「クレセントエルデザイン」(東京)のドローン事業部「富士山ドローンベース」のメンバーが務める。メイン講師の同社社長・渡辺秋男さんは、ドローン空撮の国内コンテストでグランプリを獲得した経験がある。
 スクールは、申し込みに応じて開く。旧精進小の体育館やグラウンドなどを使って実技講習、座学を行う。JDC認定の技能証明の取得を目指すコースがあるほか、初心者や子ども向けの体験教室なども受け付けるという。
 7、8の両日は、ドローンスクールの開講を計画する秋田、福島両県内の自動車教習所の担当者7人が参加。富士山を望むグラウンドで、ドローンの機体や搭載したカメラの操縦方法などの実技講習を受けていた。
 富士山ドローンベースの担当者は「富士山や精進湖の絶景を楽しみながら学べるのが魅力」と話している。渡辺会長は「参加者に周辺の宿泊施設や飲食店を利用してもらうことで、地域のにぎわいを創出したい」と期待している。
 問い合わせは富士山ドローンベース、電話03(3812)3036。

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