2018.3.08

富士急 表彰台狙う 17日からカーリング女子世界選手権 正確ショット 攻め貫く

世界選手権に向けて練習する富士急のメンバー=山中湖・カールプレックスフジ

 カーリング女子の世界選手権が17~25日、カナダで行われ、富士急(小穴桃里、石垣真央、小谷優奈、小谷有理沙、西室淳子)が初めて出場する。正確なショットと攻撃的な戦術を武器に、今年の日本選手権を初制覇。平昌冬季五輪の金メダルチームなど強豪相手に表彰台を狙う。司令塔の小穴は「日本代表で出る以上は結果を残したい」と力を込める。
 2月下旬、山中湖・カールプレックスフジ。富士急の選手たちは黙々とショットの練習を続けていた。「何より基礎が大事」。スキップの小穴は表情を引き締める。
 1月下旬から2月上旬に行われた日本選手権では、予選リーグを6勝2敗の3位で突破し、プレーオフに進んだ。1回戦で青森Jr.に競り勝つと、準決勝で2連覇を目指した中部電力を9-5で撃破。2大会ぶりに進んだ決勝ではソチ五輪代表の北海道銀行を5-3で下した。平昌五輪に出場したLS北見は不在だったが、予選リーグでは敗れた強豪をプレーオフで連破し、初の頂点に立った。
 今季途中に西室の妊娠が分かり、ポジションを変更。4番目に投げ、勝敗の鍵を握るフォースは西室からスキップの小穴に変わり、西室はリザーブに回った。リザーブだった高校生の小谷有が1番目に投げるリード。石垣がセカンド、小谷優がサードとポジションは一つずつ繰り上がった。
 新布陣で臨んだ昨年12月の軽井沢国際は4戦全敗で1次リーグで敗退したが、以降はショットのフォームなど基本を見直して徐々に調子を上げた。これまではミスで自滅することもあったが、日本選手権では安定感が光った。西室は「一戦ごとに成長した。頼もしかった」と目を細める。
 世界選手権には平昌五輪を制したスウェーデンチームや、実力者がそろうカナダ、スイスなど13チームが出場。総当たり戦で上位6チームがプレーオフに進む。1日に1、2試合をこなす過密日程となる。
 平昌五輪ではLS北見が銅メダルを獲得。石垣は「日本のチームは警戒されるはず。どこも強いチームばかりで、集中力を保てるかが鍵となる」と語る。
 今大会、西室はチームに帯同せず国内に残る。小穴は「淳子さんのためにもいい結果を残したい。日本代表として出るからにはメダルを目指す」と活躍を誓った。
〈富士急の試合日程〉
▽18日午前8時~ ドイツ
▽19日午前3時~ デンマーク
▽  午前8時~  スイス
▽20日午前3時~ 米 国
▽  午後10時~ 中 国
▽21日午前3時~ ロシア
▽  午後10時~ スコットランド
▽22日午前8時~ イタリア
▽  午後10時~ スウェーデン
▽23日午前8時~ 韓 国
▽  午後10時~ カナダ
▽24日午前3時~ チェコ
(予定、日本時間)

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