2018.4.21

富士北麓を世界に発信 ラグビーW杯 キャンプ地市町、波及効果期待 

ラグビーワールドカップの公認キャンプ地に決まり、記者会見する富士吉田市の堀内茂市長(左)と富士河口湖町の渡辺喜久男町長=富士吉田市役所

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の公認キャンプ地に内定したことを受け、富士吉田市と富士河口湖町は20日、記者会見を開き、「富士北麓を世界にアピールし、観光客誘致につなげたい」と歓迎した。強豪国のフランス代表が滞在する予定で、地元のラグビー関係者からは一流選手を間近に見る機会ができることへ期待する声が上がった。
 「市の施策と連携させ、経済波及効果を生み出したい」。20日、富士吉田市役所で開いた記者会見で、堀内茂市長は公認キャンプ地内定を活性化につなげる考えを強調した。同席した渡辺喜久男富士河口湖町長も富士北麓を世界に売り出せる機会と捉えているとし、「観光産業の活性化につなげたい」と力を込めた。
 富士吉田市と富士河口湖町は既に、フランス代表と富士北麓で事前合宿することで合意している。フランス代表が大会前に合宿した後、来年9月の開幕後も大会期間中に富士北麓で調整することが想定される。
 W杯準優勝3回の強豪・フランス代表の公認キャンプ地内定に、ラグビー関係者からも歓迎する声が上がった。富士五湖ラグビーフットボール協会の松浦真吾会長は「ラグビーを普及させるチャンス。選手と子どもの交流事業を計画し、競技人口を拡大させたい」と話した。
 富士吉田ラグビースクールに通う、富士河口湖・大石小6年の堀内未風君(11)は「世界トップレベルの選手のプレーを間近で観戦できることはうれしい。選手のプレーを参考にできたら」と笑顔で話した。
 元日本代表フランカーでW杯に2度出場した県教委スポーツ健康課の梶原宏之課長補佐は、「過去のW杯ではキャンプ地での調整が試合でのパフォーマンスにつながった」と強調。「今度は支える側として、市と町などと連携して選手たちを受け入れる体制づくりを進めたい」と述べた。

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