2018.4.29

流鏑馬太鼓6年ぶり復活 富士河口湖 勝山中生徒、練習積む あす祭りで伝統の曲披露

流鏑馬太鼓を練習する勝山中太鼓部の生徒=富士河口湖町長浜

 富士河口湖町の勝山中太鼓部は、29日に開かれる「甲斐の勝山やぶさめ祭り」で流鏑馬太鼓を演奏する。祭りの神事で演奏されてきた曲だったが、保存会の活動停止に伴い2012年を最後に披露されていなかった。保存会から依頼を受けた生徒は、伝統の曲を復活させようと当日に向けて練習を重ねている。
 流鏑馬太鼓は、和太鼓奏者の故天野宣さんが1980年に制作。流鏑馬の神事を基に構成された曲で、3種類の太鼓やほら貝を使って演奏する。旧勝山村の住民有志らでつくる保存会が毎年披露してきた。
 保存会は、メンバーの減少や東日本大震災に伴う演奏自粛により13年から活動を停止。神事のみ行っていたが、祭り実行委が「演奏がないのは寂しい」として、保存会を通じて同部に依頼。同部は「伝統を引き継ぎ、太鼓で地域を元気にしたい」と引き受けた。
 部員は今年3月から本格的に練習。当日演奏する2、3年生13人は過去の映像を参考にしたり、保存会メンバーから指導を受けたりしながら連日取り組んでいる。

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