2019.3.19

路線バスにナンバリング、富士急 アルファベットや色、数字で識別 停留所も、訪日客に対応

路線が識別しやすいように行き先表示器(バス上部)は色表示ができる=富士河口湖町小立

 富士急山梨バス(富士河口湖町小立)は富士急行線河口湖駅などを発着する21路線をアルファベットや色、数字で識別する「ナンバリング」を導入した。2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、訪日外国人の増加を見込んだ対応。路線を区別しやすくして利用環境の向上を図る。
 同社広報によると、対象は富士急行線河口湖駅や富士山駅を発着する21路線の33ルート。甲府線で富士山駅とJR甲府駅北口を結ぶルートは「K1」で紫色とした。21のアルファベットと色で路線、その後に付ける数字でルートを示す。
 バス停も314カ所それぞれの数字を定め、行き先を確認しやすくした。バスの行き先表示器にも色を表示した。
 同社は河口湖と西湖の周遊バスに限って路線を赤と緑色で示してきたが、その他の路線も含め、運転士が外国人から経由するバス停を聞かれても言語が理解できずに伝えられないケースがあった。観光客向けのガイドマップはナンバリング表示を終え、路線図や時刻表も順次、反映させていく。
 国土交通省は昨年10月、東京五輪・パラリンピックを見据えて「乗合バスの運行系統のナンバリングに関するガイドライン」を策定。導入する際にはアルファベットや数字での表記が望ましいとしている。
 同社広報は「地名になじみのない外国人と、外国語が分からない運転士が意思疎通しやすくなった。今後も利用環境の向上に努めたい」としている。

行き先を数字で確認できるように、バス停に番号を表示した=富士吉田市上吉田

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