2019.4.10

勝山歴史民俗資料館、収蔵品を整理 昔の生活、分かりやすく 

冨士御室浅間神社内にある勝山歴史民俗資料館=富士河口湖町勝山

 富士河口湖町教委は、同町勝山の勝山歴史民俗資料館の一室をリニューアルした。旧勝山村時代に集めた、地域伝統のスズ竹細工や機織り機など生活用具をテーマ別に分けるなどし、展示方法を改めた。
 同資料館は旧勝山村時代の1976年にオープン。古文書のレプリカを展示した歴史資料展示室と、今回リニューアルした、河口湖南岸地域の生活用具を集めた民俗資料展示室がある。
 町教委生涯学習課によると、勝山村が河口湖南岸の生活様式を紹介しようと、地元住民から明治-昭和初期の機織り機具や農機具、スズ竹細工などを収集。ただ「何がどれだけあるのかも分からず、山積みにされている状態だった」(同課)という。
 より見やすいように展示方法を改めようと、2016年から3年かけて収蔵品約430点の確認、整理作業を進めてきた。
 展示品は「養蚕」や「農耕」など四つのテーマに分類。スズ竹を使ったざるの作り方を行程別に解説したり、かまどを再現した一角に当時の家具を並べたりした。トウモロコシ畑で使用していた臼やきね、養蚕業に必要な機織り機なども説明文を付けて紹介している。
 同課の担当者は「現在はない歴史的価値の高い道具が並ぶ。昔の人たちの生活様式を知るきっかけにしてほしい」と話している。
 資料館の開館時間は午前9時~午後5時。事前予約が必要。問い合わせは同課、電話0555(72)6053。

富士河口湖町教委がリニューアルした勝山歴史民俗資料館の一室=富士河口湖町勝山

分銅やはかりなどかつて使用されていた生活用具=富士河口湖町勝山

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