2019.4.12

葛飾北斎3作品、特別公開 きょうから県立博物館 

 笛吹・県立博物館が所蔵する葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」が2024年度から発行される新千円札の図案の参考とされたことを受け、同館は12日から、北斎の3作品を特別公開する。
 展示されるのは新紙幣の図案となる「神奈川沖浪裏」に加え、「冨嶽三十六景」の「凱風快晴」「山下白雨」の計3点。シリーズの中でも特に知名度や人気が高いため「三役」と呼ばれ、いずれも本年度末にも導入される日本国旅券(パスポート)査証欄の新デザインに採用されることも決まっている。
 公開は12~21日(16日は休館)。同館によると、浮世絵は品質劣化を防ぐ観点から通常は非公開のため、3作品が一般公開されるのは16年以来3年ぶり。
 財務省によると、同館と東京国立博物館の所蔵品が新千円札図案の参考となった。「冨嶽三十六景」は版画のため国内外に同一の図柄が何点も残っているが、県立博物館の所蔵品は特に品質や保存状態が優れていることが評価された。

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