2019.5.12
倒木の「厄神ルート」復旧 台風被害、倉見山登山道 西桂町「新緑楽しんで」

倒木などの撤去が終わり、通行が可能になった厄神ルート=西桂・倉見山
町産業振興課によると、倉見山は標高1256メートル。山頂からは富士山などを眺めることができ、麓にはクマガイソウが群生していて、登山スポットとして人気という。厄神ルートは厄神社、洞谷ルートは町民グラウンド付近を出発して登頂することができる。
昨年9月の台風21号では、両ルートで倒木などの被害が発生した。町は洞谷ルートについて昨年10月までに復旧作業を完了。一方、厄神ルートについては中腹の「さすの平」から山頂までの約1キロ区間で複数の倒木や登山道の一部が削れるなど被害が深刻で、作業が約7カ月に及んだ。
同課の担当者は「歩きづらい箇所があるので、注意しながら登ってほしい。山頂からは富士山や富士吉田市の市街地などを望むことができる。新緑の登山を楽しんでもらいたい」と話している。
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