2019.5.21

入山料徴収所を変更 富士山「5合目から先」に対応 

 県は20日、今年の夏山シーズンから、富士山の保全協力金(入山料)の徴収所を変更することを明らかにした。従来通り3カ所に設けることは変わらないが、5合目ロータリーから泉ケ滝を通過する登山者を対象に、新たに6合目の富士山安全指導センター西側に設置する。
 同日、富士吉田市内で開かれた富士山安全指導センター運営協議会総会で、県世界遺産富士山課の山本英治山岳安全対策監が報告した。
 山梨、静岡両県などでつくる富士山世界文化遺産協議会が、入山料の徴収対象を「5合目から先に立ち入る来訪者」に変更し、吉田口の基準点を泉ケ滝に設定したことを踏まえた対応。
 新設する徴収所は、登山者から見て指導センターの手前。吉田口5合目からの登山者には同センター東側の徴収所が従来通り対応する。5合目総合管理センターのインフォメーションセンター内での徴収は引き続き行い、センター前での徴収は取りやめる。キャッシュレス決済端末による支払いは6合目で行う。
 入山料は登山者から任意で1千円を徴収。昨年の山梨側の入山料協力率は58.6%にとどまっており、山本山岳安全対策監は「協力金は富士山の保全や登山者の安全対策などに使う。これまで以上に多くの人に協力していただくことを期待している」と話した。

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