2019.5.29

富士山入山料、目標定めず 知事表明「なるべく多くの人に」 

 長崎幸太郎知事は28日の定例会見で、富士山の登山者に協力を求めている入山料(富士山保全協力金、1人千円)について、支払った人の割合を示す協力率の目標を今夏は設けない考えを明らかにした。「あくまで任意の協力金なので目標を定めないが、なるべく多くの人に協力していただきたい」とした。
 入山料は2014年に本格的に導入され、県は毎年協力率の目標を設定。昨夏は7割の協力率を目標にしたが、58.6%にとどまり低迷が課題になっている。昨夏まで「5合目から山頂を目指す登山者」を協力金の対象としていたが、山梨、静岡両県は今夏から「5合目から先に立ち入る来訪者」に変更し、対象を広げる。
 早川町雨畑で地元の採石業者が出した産業廃棄物の汚泥が雨畑川に流出した問題への対応を問われ、長崎知事は「業者が今月中に(汚泥の)撤去を完了させる計画を出した。実現してもらうべく、指導していきたい」と述べた。
 27日で知事就任100日となったことについては「長かったような、早かったような感じ」と感想。「これまでに公約の実現に向けて作戦を組んだ。しっかりとした絵柄を本年度中に示し、来年度以降、実行の段階に入っていく」とした。

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