2019.6.02

富士山5合目で避難訓練 噴火想定、観光業者ら参加 

富士山噴火を想定して行われた訓練=富士山5合目

 富士山5合目で31日、富士山噴火の可能性が高くなったとの想定で、登山者や観光客を避難させる訓練が行われた。
 7月1日の山開きを前に、富士山の観光業者らでつくる「富士スバルライン自主防災協議会」(小佐野紀之会長)が企画した。同協議会や県、県警、消防、富士吉田市などから約150人が参加した。
 訓練は、継続的な火山性微動があり、富士山直下を震源とする震度4の地震が発生したとの想定。山体の膨張も確認されたことから、気象庁が噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げたとして行った。
 同協議会でつくる災害対策本部が、山小屋や道路管理者から登山者の状況などの情報を収集。登山者や5合目に滞在していた観光客を誘導し、バスに案内して富士山有料道路(富士スバルライン)などから避難する流れを確認した。消火訓練や救命講習も行った。
 小佐野会長は「東京五輪を控え、外国からの観光客などはますます増えていくと考えられる。安心安全に登山してもらうため、これからも官民一体となって災害に備えたい」と話した。

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