2019.6.02

料理に合う日本酒味比べ 井出醸造(富士河口湖) 来月、特別な酒蔵ツアー

飲み比べの会場となる古民家でテーブルといすを並べる井出與五右衛門社長。目の前には日本庭園が広がっている=富士河口湖町船津

 富士河口湖町船津の井出醸造店(井出與五右衛門社長)は、日本酒と料理の組み合わせについて学んでもらう「プレミアム酒蔵見学ツアー」を開く。敷地内にある築100年以上の民家で、旬の食材を使った料理数点と日本酒数銘柄を提供する。7月の開催を予定していて、料理研究家と準備を進めている。
 同店は5年ほど前から、日本酒の製造工程の見学や試飲ができる酒蔵ツアーを毎日開催。冬場は実際に酒米を蒸したりタンクの中で発酵している日本酒をかき混ぜたりする様子を公開し、仕込みがない夏場は映像で紹介していた。
 日本酒人気の高まりに伴い、高品質の酒に関心を持つ人も増えているという。「食材との組み合わせで、日本酒のおいしさが変わることを知ってもらいたい」と、料理と日本酒の飲み比べをセットにしたツアーを企画した。
 通常の酒蔵見学後、敷地内にある古民家に移動。古民家は江戸時代に近隣を治めていた領主が宿泊場所などとして使っており、松などが植えられた日本庭園を見ながら、料理と日本酒を楽しんでもらう。地元の野菜を添えた冷ややっこ、河口湖のワカサギの天ぷらなど、季節の食材を使った料理を数点提供する。日本酒も辛口や甘口など数種類用意し、自分の好きな組み合わせを自由に見つけてもらう。
 予約制で週1回の開催を予定。井出社長は「日本酒の奥深さを知ってほしい。外国人観光客も多く、日本の食文化を知ってもらう機会にもしたい」と話している。問い合わせは井出醸造店、電話0555(72)0006。

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