2019.6.08

「登山者の安全第一」 富士吉田市長、富士山山開きで見解 石積み崩落開通遅れに理解

 富士吉田市の堀内茂市長は6日の定例会見で、富士山の山頂付近で神社の石積みが崩れて登山道をふさぎ、山開き(7月1日)直後に山梨県側から山頂まで行けない可能性が浮上していることについて「(頂上への開通が)1日より後にずれることも考えなければならない」と話した。
 堀内市長は「開山日に山頂まで開通できればいいという気持ちはある」としながらも、「あくまで登山者の安全が第一だ」と述べ、山頂への登山道の開通が山開きに間に合わなくても、やむを得ないとの認識を示した。
 市富士山課によると、石積みの崩落現場の調査は今月上旬にも行えるよう県など関係機関が調整している。
 一方、富士山の登山者に協力を求めている入山料(富士山保全協力金、1人千円)について、堀内市長は6合目の富士山安全指導センター西側に新たに徴収所が設置されることを踏まえ、「本当に登山する人を対象に協力を求めることができ、協力率は上がるだろう。7割を突破する期待もある」と語った。
 昨年の山梨側の協力率は58.6%だった。長崎幸太郎知事は協力率の目標を設けない考えを明らかにしている。

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