2019.6.11

観光客、最多3768万人 18年県まとめ、消費額は減少 

圏域別の観光客数(カッコ内は対前年比)

 県が10日発表した2018年の観光客数の調査によると、県内を訪れた観光客は3768万8000人に上り、通年で記録が残る11年以降で最多となった。17年より552万6000人(17.2%)の増加。1年を通じて好天に恵まれたことが要因とみられ、県内全ての地域で観光客が増えた。一方、観光消費額は前年から132億円(3.2%)下回り、2年連続で減少。県観光企画課は「いかに観光客の消費を増やすかが今後の課題」としている。
 県内の観光スポットやイベント計399カ所を訪れた人数、宿泊施設1373カ所の利用者数から推計した。内訳は日帰り客2847万1000人(前年比18.8%増)、宿泊客921万7000人(同12.4%増)、県内からの観光客は1059万9000人(同43.2%増)、外国人観光客を含む県外から来た観光客は2708万8000人(同9.4%増)だった。
 県内を5圏域に分けると、富士・東部圏域は前年から19.2%増の1849万5000人で、県全体の観光客数の49.1%を占めた。峡中は23.0%増の572万2000人、峡東は14.0%増の617万3000人、峡南は9.7%増の243万3000人、峡北は11.5%増の486万5000人だった。17年は富士・東部圏域以外は観光客数が減少したが、18年は全圏域で伸びた。
 同課によると、特に夏から秋にかけて観光客数が増えたといい、担当者は「近県からの観光客が増えた。猛暑だったが、好天に恵まれたことが良かった」と分析している。
 一方、18年の1人当たりの平均観光消費額は1万616円で前年比で17.4%減った。前年割れは2年連続。同課によると、県外の日帰り観光客と外国人宿泊客は消費額が少ないとされ、担当者は「食事や土産物などの魅力を発信するなど、消費を促す取り組みも考えたい」とした。

県内を訪れた観光客数

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