2019.6.12

登山道覆う石積みと溶岩 富士山頂、崩落現場を空撮 

崩れた石積みでふさがれた、富士山頂直下の登山道(中央)。奥は剣ケ峰=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から

 富士山頂付近で石積みが崩れ登山道をふさいでいる現場を、11日に山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から空撮した。
 富士北麓は厚い雲が広がっていたが、高度を上げると上空には青空が広がり、雲海上に富士山の中腹以上が現れた。県内で同日までに降った雨は山頂付近では雪になっていたとみられ、8合目以上が真っ白に雪化粧している。
 吉田口、須走口の両登山道が合流した登山道を上空から見ると、山頂の久須志神社前にある階段状の石積みが大きく崩れ、無数の溶岩などの塊が下部の登山道を覆うように堆積していた。
 崩れた部分は、幅が10メートル以上あるように見える。雪で覆われているため斜面が不安定な状態かどうかは確認できなかった。
 山頂直下の鳥居近くにある狛犬は片方が見えなくなっている。山頂のフェンスは基礎部分が崩落で失われたため、土台のコンクリートブロックが浮いて、むき出しになっていた。
 崩落は昨年10月の台風24号による強風などが原因とみられる。県などは6月中旬ごろに崩落現場の調査を行う予定。

広告
月別
年別