2019.6.15

当たり前のもの貴重な観光資源 田端長官富士吉田で講演 

 富士五湖観光連盟(堀内光一郎会長)は14日、富士吉田市内で創立85周年記念講演会を開いた。観光庁長官の田端浩さんが「観光立国を目指して」と題して講演し、「住民が自らの地域の価値を再発見することが重要だ」と語った。
 田端さんは観光立国の基本理念である「住んでよし、訪れてよし」を引用し、「自らの地域を愛し、誇りを持って暮らしていれば、自ずと誰しもが訪れたくなる」と強調した。
 農家に宿泊しながら田植えを体験するプログラムなどが外国人観光客の人気を集めていることを紹介し、「日本では当たり前と考えられているものが観光資源になる」との考えを示した。
 田端さんは「日本は観光振興に必要な気候、自然、食、文化がそろったまれな国。こうした強みを磨き上げていくことが重要だ」と語った。
 この日は同連盟の本年度総会も開催。富士五湖の四季の魅力を伝えるマップの作成などに取り組むことや、富士山の麓と5合目をつなぐ「富士山登山鉄道」構想の実現を目指すことを確認した。

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