2019.6.27

富士山8合5勺まで開通可能 山頂付近は封鎖へ 

崩れた石積みで覆われた富士山頂付近の登山道=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から

 7月1日の富士山山開きに向け、山梨県などは26日、登下山道調査を行った。山頂付近で神社の石積みが崩れている影響で8合5勺(3450メートル)まで開通する吉田口登山道に、残雪や異常箇所がないことを確認した。山頂に登れないようにするため、登山道にバリケードを作り、誘導員を配置することも決めた。
 県や富士吉田市、環境省の職員らが調査。二手に分かれて、残雪の状況や登下山道に破損箇所、浮き石がないかなどを調べ、登下山道上に残雪がないことなどから8合5勺までの開通は可能と判断した。
 山頂付近で神社の石積みが崩れ登山道をふさいでいる問題では、8合5勺の御来光館より先の登山道を封鎖することを改めて確認。今後は鉄製パイプの柵を設置し、復旧工事中は誘導員を配置して登山客が立ち入れないようにすることを決めた。封鎖を周知する英語や中国語の看板も設置するという。
 県の担当者は「工事中は高い場所から石が落ちてくる可能性もあり危険。柵を越えて登られると工事を中断しなければならず、進捗状況にも影響が出るので絶対にやめてほしい」と話している。
 復旧工事は24日に着手。県は工事が終わる時期について「工事は天候などにも左右されるため、現状では公表できない」としている。

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