2019.7.18

梅雨寒 暮らし、観光直撃 県内 野菜高騰、涼スポット閑散… 

 山梨県内は記録的な日照不足と低温による「梅雨寒」が、生活や観光を直撃している。夏野菜は生育不良のため高騰し、ナスの卸価格は約4割、キュウリは約2割値上がりしており、買い物客からは「家計を圧迫しかねない」と悲鳴が上がる。夏の観光スポットとして人気がある富士北麓地域の風穴と氷穴では、訪れる客が例年の3割程度に減っている。関係者からは「早く青空が見たい」と、輝く太陽を待ち望む声が上がっている。
 このうち、夏場に涼を求める人でにぎわう富岳風穴(富士河口湖町)と鳴沢氷穴(鳴沢村)では、7月中旬になっても観光客が増えない。15日までの3連休も人影はまばらだった。運営する同町西湖の富士観光興業の担当者は「ファミリー層が特に少ない。例年と比べて2、3割減っている」と明かす。
 山中湖で貸しボート業を営んでいる、富士五湖観光船協会山中湖支部の高村祐三支部長によると、ボートを借りる観光客は例年の半分程度。高村支部長は「とにかく1日も早く梅雨明けしてほしい。からっとした青空が待ち遠しい」と切実に語った。

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