2019.7.26

山岳遭難最多56件、県内上半期 死者4人増の11人 

 山梨県警が25日までに発表した今年上半期(1~6月)の山岳遭難の発生状況によると、発生件数は昨年同期に比べて17件増の56件、遭難者は9人増の65人で、1965年の統計開始以降で最多だった2017年同期を上回った。死者は4人増の11人だった。
 県警地域課によると、山系別では、八ケ岳・秩父山系が18件、南アルプス山系が17件、大菩薩・道志山系は13件、富士・御坂山系が8件だった。態様別では滑落が17件と最多で、次いで道迷いと転倒がそれぞれ12件だった。
 遭難者は県外者が52人で8割を占めた。県内者は13人で、ハイキングや散歩中に道に迷うケースが見られた。
 県警は今後、登山道に道迷い防止用のテープを設置したり、動画投稿サイト「ユーチューブ」の県警公式チャンネルで注意喚起の動画を公開したりして安全登山を促す。荒居敏也生活安全部長は24日の記者会見で「1件でも減らせるように対策をとっていきたい」と述べた。

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