2019.8.06

【富士山臨時支局】つづら折りに「光の道」  

富士山頂を目指す登山者のヘッドライトの光跡。御来光を拝もうと、夜明け前から多くの登山者が歩みを進めていた=富士山8合目(74秒露光)

富士山頂を目指す登山者のヘッドライトの光跡。御来光を拝もうと、夜明け前から多くの登山者が歩みを進めていた=富士山8合目(74秒露光)

 2日未明、富士山頂に続く道に登山者の足音が響いていた。頭にはヘッドライト。つづら折りの登山道に沿って「光跡」が形成された。

 御来光を一目見ようと、早ければ前夜の午後10時すぎに山小屋から出発する登山者。山頂に近づくにつれて、傾斜が急になる。岩に足を取られないように慎重に前へ進んでいく。うつむきがちな登山者が時折、「頂上はまだか」とばかり上へ目を向ける。

 赤や青、緑のライトを持つ登山ガイドもいる。鮮やかなライトを持つことで、引率するパーティーが迷わないようにするためだ。山頂まで連なるジグザグの幻想的な光は麓から見ることもでき、夏山シーズンの風物詩となっている。

(2019年8月4日付 山梨日日新聞掲載)

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