2019.8.07

屋内で「薪能」幽玄の舞

富士吉田、壁面に背景を投影

プロジェクションマッピングを使い、披露された薪能=富士吉田・ふじさんホール

プロジェクションマッピングを使い、披露された薪能=富士吉田・ふじさんホール

 富士吉田梅若薪能(同実行委員会主催)が4日、富士吉田市のふじさんホールで開かれた。ホールの壁などに映像を映し出すプロジェクションマッピングを導入した公演で、来場者は伝統芸能と最新技術の融合を楽しんだ。

 今年で41回目。実行委によると、昨年までは北口本宮冨士浅間神社を舞台にしていたが、天気や気温に左右されることなく能を楽しんでもらおうと、会場を室内に設定。壁などが使えるため、プロジェクションマッピングを活用し、場面に応じた映像を流した。

 人間国宝の梅若実さんらが出演。来場者はイヤホンで能楽評論家金子直樹さんの解説を聞きながら、能「花月」や「紅葉狩」、狂言「昆布売」などの演目を鑑賞した。壁には花びらが舞ったり、ウグイスが飛んだりする映像が映し出され、観客を魅了していた。

(2019年8月5日付 山梨日日新聞掲載)

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