2019.8.07

【富士山臨時支局】テーピングで痛み和らげ

県柔道整復師会が活動

登山者にテーピングをする柔道整復師=富士山6合目

登山者にテーピングをする柔道整復師=富士山6合目

 県柔道整復師会(大室正美会長)が、富士山5、6合目で足や腰を痛めた登山者にテーピングなどを施している。混雑する週末を対象に活動し、登山者の助けとなっている。

 柔道整復師は国家資格。骨折や脱臼、打撲、ねんざなどのけがに対し、テーピングや包帯による処置をしたり、湿布を貼ったりする。県柔道整復師会は公益社団法人で、約100人が所属。スポーツ大会での救護活動、被災地でのボランティア活動などに取り組んでいる。

 富士山での活動は昨年から実施。同会によると、下山時は足に負担がかかり、膝を痛めたり足首をひねったりすることがある。テーピングで固定することで筋肉をカバーし負担を軽減。楽に歩くことができ、痛みを抑える効果もあるという。昨年は約30人に処置をした。

 今年は五合目総合管理センターと6合目の安全指導センターで活動。2~4人の会員が交代で対応している。

 下山途中に足を痛め、6合目のセンターに立ち寄った和歌山県田辺市の会社員皆瀬勇希さん(30)は「7合目から歩くのがつらかった。テーピングをしてもらい楽になった」と話していた。

 事業を担当する井出正治副会長は「けがをしないのが一番だが、もし困ったことがあればできる範囲で対応する。気軽に活用してほしい」と話している。

 8月の活動は10~12日、17、18の両日(17日は5合目のみ)。午前8時半~午後3時(6合目は午前10時から)。

(2019年8月5日付 山梨日日新聞掲載)

広告
月別
年別