2019.8.08
入山料協力者に補水粉末
富士山5、6合目 熱中症予防へ
県は5日、富士山5、6合目にある富士山保全協力金(入山料)徴収所で、入山料を支払った登山者に経口補水液の粉末パックの配布を始めた。
県世界遺産富士山課によると、粉末パックはNPO法人富士山世界遺産国民会議(東京)が支援企業から寄付を受け、「協力率アップに役立ててほしい」として県に寄贈したという。
粉末パックは「いつまでも富士山を世界遺産に」と記されたビニールパックに入れている。16日までの平日午前5時から、1日600個限定で配布。期間中は5千個を用意している。無くなり次第終了。
同会議の担当者は「協力金は富士山を守るために必要な資金。熱中症予防と支払いの協力率アップにつながれば」と話している。
(2019年8月6日付 山梨日日新聞掲載)
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