2019.8.11
ヘルメット貸与状況確認
富士吉田市長が富士山視察
富士吉田市の堀内茂市長は8日、富士山6合目の安全指導センターや8合目の救護所などを視察し、登山者へのヘルメットの貸与状況などを確認した。
堀内市長は同センターで、ヘルメットの貸出数が昨年より増えている状況などについて、委託業者から聞き取った。今夏から同センター西側に設置された富士山保全協力金(入山料)の徴収所も視察。7、8合目の山小屋や救護所も訪れ、代表者らと意見交換した。
視察を終えた堀内市長は「ヘルメットの貸出数が多く、登山者の意識の高まりを感じた」と感想。前日の7日には、浅間山(群馬、長野県)で小規模な噴火が発生。「富士山もいつ噴火するか分からない。万が一に備えて万全の態勢を整えたい」と語った。
堀内市長の富士山視察は、夏山シーズンの登山状況などを確認する目的で毎年実施している。
(2019年8月9日付 山梨日日新聞掲載)
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