2019.8.14
改元記念の太鼓完成
令和への改元を記念し、富士河口湖町の住民有志が製作していた太鼓が11日、完成した。大きさは直径1.65メートル、高さ1.45メートル。新天皇即位の礼の中心儀式「即位礼正殿の儀」に合わせ、10月22日に初披露する。
町内の四つの太鼓グループでつくるドラゴン太鼓製作委員会(広瀬祐市会長)が「改元をきっかけに住民が太鼓に親しめるイベントを開きたい」と太鼓製作を決め、改元の5月1日から作業を進めてきた。
この日は同町西湖の西湖いやしの里根場で太鼓の面と胴体を縄で締め上げ、組み立てた。完成すると、集まった人々がバチでたたいたり、製作委のメンバーが太鼓を使って演奏したりした。
広瀬会長は「協力してくれた多くの人に感謝したい。素晴らしい音色を響かせ、太鼓に関心を持つ人が増えたらうれしい」と話していた。
太鼓は10月にお披露目し、11月の太鼓イベント「コノボーノ」でも使用する予定。
(2019年8月12日付 山梨日日新聞掲載)
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