2019.8.29

ゆく夏惜しむ紅蓮の炎、吉田の火祭り

街並みを赤々と染める大たいまつの炎=富士吉田市内

街並みを赤々と染める大たいまつの炎=富士吉田市内

 400年以上の歴史を誇り日本三奇祭の一つとされる「吉田の火祭り」が26日、富士吉田市上吉田地区で行われた。大たいまつの炎が「御師のまち」を赤く染め上げると、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。

 午後5時ごろ、「明神神輿」と「おやま神輿」の2基が、北口本宮冨士浅間神社を出発。担ぎ手たちが威勢の良い掛け声を上げながら、上吉田コミュニティーセンターに設けられた「御旅所」を目指した。

 到着後、国道139号(富士みち)に並んだ高さ約3メートル、重さ約200キロの93本の大たいまつに、奉納者が世話人のサポートを受けながら、次々と点火していった。

 吉田の火祭りは、世界文化遺産・富士山の夏山シーズンの終わりを告げる伝統行事。多くの観光客らがゆく夏を惜しむように、赤々と燃え上がるたいまつを眺めたり、撮影したりしていた。

(2019年8月27日付 山梨日日新聞掲載)

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