2019.8.31

自転車、4分野で活用

観光/環境/安全/健康 県推進委

 県自転車活用推進計画策定委員会(委員長・今井久山梨学院大教授)は28日、甲府市内で会合を開き、自転車を活用した観光やスポーツ振興策などを盛った推進計画を決めた。計画は観光やまちづくり・環境など4分野で構成。関連事業を通じて「サイクル王国やまなしの実現を図る」としている。

 計画は自転車活用推進法に基づき、県内で自転車を通した観光振興などを図る目的で策定。「観光」「まちづくり・環境」「安全・防災」「健康・スポーツ」の4分野で構成されている。

 このうち、「観光」では、県内の観光資源を活用したサイクリングルートの設定のほか、道の駅などでの工具貸し出しといったサービス拡充を盛り込んだ。「まちづくり・環境」では自転車による通勤や通学を推進。「安全・防災」では子ども向けに通行ルールを周知する。

 また、県内を9つのエリアに分けたモデルルートも設定。東京五輪の自転車ロードレースのコースを中心とした富士北麓地域の「オリンピックレガシーロードエリア」や果樹地帯を巡る峡東地域の「果樹園エリア」などがある。具体的なルートは今後、県と市町村などが決める。

 計画を実現するために「やまなし自転車活用戦略会議」も設置予定。今井委員長は「山梨の地域資源などが反映された計画となった。関係機関が連携して計画を進めてほしい」と話した。

(2019年8月29日付 山梨日日新聞掲載)

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