2019.9.02

1~6月の県内宿泊者、最多417万人

伸び率15.8%、全国3位

 県が30日発表した2019年上半期(1~6月)の宿泊旅行統計調査結果(速報値)によると、県内の延べ宿泊者数は417万7130人(前年同期比15.8%増)で、現在の調査方式となった11年以降最も多かった。前年同期と比べた伸び率は、47都道府県で3番目の高さ。県は富士北麓地域で訪日客が多く訪れたことに加え、改元に伴う10連休があり、日本人観光客が増えたことが要因とみている。〈小池直輝〉

 延べ宿泊者数の内訳は、日本人が前年同期比で33万4770人(12.7%)増の297万180人。外国人が23万4240人(24.1%)増の120万6950人だった。延べ宿泊者は前年同期と比べて56万9010人増加。前年同期比の伸び率は大阪府、広島県に次いで3番目に高かった。日本人の伸び率は全国3番目、外国人は7番目の高さだった。


 外国人宿泊者の内訳は、中国が前年同期比12万2940人(37.3%)増の45万2840人で最多。次いで台湾13万5690人(前年同期比3.5%増)、タイ10万380人(同8.2%増)、香港6万1920人(同35.9%増)だった。

 今年は改元に伴う10連休があったほか、桜が見ごろとなる4月の天候が良かったことから、県観光企画課は「日本人が旅行しやすい環境にあった」と分析。外国人宿泊者の増加については「アジアを中心に日本観光の人気が高い。富士山のある富士北麓地域に多く訪れている」としている。

 調査は観光庁が県内1424カ所を含む全国5万4867カ所を対象に毎月実施。上半期の数値は県が合算して公表した。

 一方、6月の県内の延べ宿泊者数は63万9210人で、前年同期比で1万500人(1.7%)増加。外国人宿泊者数は20万2300人で4万6330人(29.7%)増えた一方、日本人宿泊者は43万6910人で、3万5830人(7.6%)減った。県観光企画課は「天候が悪かったことや10連休の反動が出た」とみている。

(2019年8月31日付 山梨日日新聞掲載)

広告
月別
年別