2019.9.02
皇位継承で天下大祓
天皇陛下の皇位継承に伴う重要祭祀として11月に催される「大嘗祭」を前に、富士吉田市上吉田の北口本宮冨士浅間神社で30日、神事「天下大祓」が行われ、新時代・令和の平和を祈願した。
神道青年全国協議会によると、天下大祓は国土をはらい清めて新時代の平和を祈願する儀式で、天皇陛下が即位した年にだけ実施する。この日、全国の青年会が中心となり、47都道府県の神社などで一斉に行った。
山梨県は同神社で行われ、宮司と県神道青年会に所属する神職11人が参加。同日正午から境内で祝詞「大祓詞」を読み上げるなどし、災いを払った。
同会の小佐野正崇・渉外部長は「天下大祓を通じて大嘗祭を広く周知し、新しい時代を迎えたことを国民全体で祝っていきたい」と話していた。
(2019年8月31日付 山梨日日新聞掲載)
広告