2019.9.04

江戸情緒豊かに歴史絵巻を再現

都留・八朔祭、大型屋台練り歩く

城下町の雰囲気を再現した大名行列。沿道は多くの観光客らでにぎわっていた=都留市内

城下町の雰囲気を再現した大名行列。沿道は多くの観光客らでにぎわっていた=都留市内

 都留市の第37回ふるさと時代祭り「八朔祭」が1日、谷村一小をメイン会場に開かれた。江戸時代から伝わる大名行列と、きらびやかな大型屋台が市内を進み、華やかな歴史絵巻を再現した。

 国道139号などを巡る大名行列は市民ら約120人が参加。裃姿の「先目付」のほかに、口ひげをたくわえた「赤熊」が「よいやまか、よい」と独特の掛け声を発しながら毛槍を操って盛り上げた。

 「殿様」役は、市商工会長の小俣政英さんが堂々とした表情で務めた。オーディションで「姫様」役に選ばれた同市在住の国田愛由さんは、華やかな着物姿で笑顔を浮かべ行列に花を添えた。

おはやしを演奏しながら進む大型屋台=都留市内

おはやしを演奏しながら進む大型屋台=都留市内

 豪華な幕絵で装飾された早馬町、新町、仲町、下町の4台の大型屋台も登場。屋台上では、各自治会の屋台保存会のメンバーが太鼓や三味線などでおはやしを披露した。

 沿道には多くの市民や観光客らが詰め掛け、趣ある行列の様子を撮影したり、拍手を送ったりして楽しんでいた。

 八朔祭の大名行列は、谷村藩主秋元公が1704年、川越(現在の埼玉県)に転封になった際、下天神町へ行列道具一式を置き土産として贈り、足軽が町民に行列の方法を教えたのが始まりとされる。

(2019年9月2日付 山梨日日新聞掲載)

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