2019.9.16

夏山のごみ60キロ回収

5合目で後期クリーン作戦 280人参加、活動継続へ決意

拾ったごみを回収ボックスに入れる参加者=富士山5合目

拾ったごみを回収ボックスに入れる参加者

 公益財団法人富士山をきれいにする会(野口英一理事長)は13日、富士山5合目周辺で「富士山環境美化後期クリーン作戦2019」を実施した。地元市町村や各種団体などから約280人が参加し、約60キロのごみを回収した。10日に今夏の夏山シーズンが終了した富士山には「登山道を外れるとごみがあった」といい、参加者は世界文化遺産・富士山を後世に引き継ぐため、活動を継続する決意を新たにしていた。

 富士吉田市の富士パインズパーク(諏訪の森自然公園)で出発式を行った。小雨が降る中、野口理事長が「夏山シーズン終了後の大掃除。きれいな富士山を後世に残すため、来年以降も協力してほしい」とあいさつ。地元市町村を代表して、富士河口湖町の渡辺喜久男町長が「あいにくの天候。気を付けて活動してほしい」と激励した。

登山道でごみを拾う参加者=富士山5合目

登山道でごみを拾う参加者=富士山5合目

 参加者は5合目に移動した後、駐車場やロータリー、登山道を歩き、ペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻、捨てられた雨具などを拾った。観光客への啓発活動として、ごみの持ち帰りを呼び掛けるメッセージが書かれたポケットティッシュも配った。

 回収したごみは可燃物が約40キロ、不燃物が約20キロだった。

 一方、出発式では自動車大手のSUBARU(スバル)が、富士山をきれいにする会に活動資金100万円を贈呈した。

(2019年9月14日付 山梨日日新聞掲載)

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