2019.9.24

富士山落石、吉田大沢からか

山小屋被害を調査

 富士山で7~8合目の山小屋に石がぶつかり屋根などが損傷した問題で、県は21日、現地調査を行った。現場の状況から、県は吉田大沢で発生した落石が山小屋にぶつかった可能性があるとみて調べている。県は今後、対策を検討する。

 県県土整備部などの職員6人が8合目の山小屋「太子館」付近を調査。吉田大沢は山小屋西側にあり、県は現場の状況から、吉田大沢で発生した落石が別の岩などに当たりながら下り、山小屋にぶつかった可能性があるとみている。

 この日は小型無人機ドローンを飛ばして映像を撮影する予定だったが、天候が悪く撮影できなかった。同部の担当者は「今後、ドローンを飛ばすなどして、さらに詳しく現場の状況を把握し安全対策につなげたい」と話した。

 郡内地域選出の県議でつくる超党派の議員連盟「県富士・東部県議会議員連盟」(会長・白壁賢一県議)の県議6人も同日、現地を視察し、県職員から説明を受けた。

 落石は9日夜に発生。けが人はなかったが、7~8合目の三つの山小屋で屋根や柵などが壊れる被害があった。富士山では8月26日に山頂付近で女性が落石にぶつかり、死亡する事故が発生している。

(2019年9月22日付 山梨日日新聞掲載)

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