2019.10.20
北麓のキノコ、基準超えが8年続く
県は17日、富士北麓3市町村で採取した野生キノコから国の基準値を上回る放射性物質を検出したと発表した。基準値を上回るのは8年連続で、3市町村の野生キノコの出荷制限は継続される。
県林業振興課によると、4~7日に採取した6品目11検体を検査。このうち、富士河口湖町で採取したショウゲンジやアミタケ、カラマツベニハナイグチ、富士吉田市のハナイグチ、フウセンタケ、ショウゲンジ、鳴沢村のショウゲンジ、カラマツベニハナイグチ、ショウゲンジ、ハナイグチの5品目10検体から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された。
2012年秋に3市町村のキノコから基準値を上回る放射性物質が検出されたことを受け、国は出荷制限を指示している。安定して基準値を下回ることが確認された場合、出荷制限の解除を検討する。
(2019年10月18日付 山梨日日新聞掲載)
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