2019.10.31
L0系ラストラン
リニア試験休止、来春に改良型
JR東海は28日、山梨リニア実験線(上野原市-笛吹市、42.8キロ)で実施しているリニア中央新幹線の試験走行を休止した。2013年に導入した「L0(エルゼロ)系」のラストランとなり、試験走行は来年5月に改良型試験車を導入して再開する。
JR東海によると、L0系はリニア中央新幹線での営業運転を想定した車両。先端の傾斜部分は長さが15メートルあり、走行する際の空気抵抗や騒音を低減する作りになっている。累積走行距離は23日時点で222万キロに上った。
この日はL0系の最後の走行を見ようと、都留市小形山の県立リニア見学センターに大勢の人が訪れた。
(2019年10月29日付 山梨日日新聞掲載)
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