2019.11.16

忠霊塔桜保護へ1500万円集まる

富士吉田市、1ヵ月半で目標達成

 富士山と五重塔(忠霊塔)、桜が競演する人気スポットとして知られる富士吉田市の新倉山浅間公園のソメイヨシノの樹勢が衰えている問題で、市がクラウドファンディングで募っていた桜を守るための作業資金が13日までに、目標の1500万円に到達した。12月中の達成を目指していたが、約1カ月半で目標を達成した。

 公園には650本以上の桜があり、外国人観光客を中心に人気のスポットとなっているが、木の大部分は植樹から半世紀以上が経過し、樹勢が衰えている。市は2018年から、公益財団法人日本花の会(東京)の協力を受け、樹勢回復に向けた取り組みを進めている。

 市は10月4日から、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングで資金を募っていた。今月12日に目標額に到達したが、12月まで協力を受け付ける。市ふるさと納税推進室の担当者は「多くの人に賛同してもらい、ありがたい」と話した。

 市は集まった資金を活用して木の植え替えや土壌改良などを進める予定。市道路公園課の担当者は「今後さらに寄付額が増えれば、作業を前倒しして実施することも検討したい」と話している。

(2019年11月14日付 山梨日日新聞掲載)

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