2019.11.19

夜の街、訪日客もてなし

富士吉田・西裏地区、集客に力 飲食、音楽…店舗催し

ジャズの演奏が披露された音楽イベント=富士吉田市下吉田3丁目(9月)

ジャズの演奏が披露された音楽イベント=富士吉田市下吉田3丁目(9月)

 昭和の面影を残すレトロな街並みが特徴の富士吉田市の西裏地区で、夜間の集客を図る「ナイトタイムエコノミー」事業が展開されている。飲食店に英語のメニュー表を掲示するなどして外国人が入りやすい環境を整え、日本人だけでなく富士北麓地域で増加している外国人観光客を呼び込む。ナイトマーケットや音楽イベントなども定期的に開催している。

 市や富士河口湖町などには近年、富士山などを目当てにした多くの外国人観光客が訪れている。しかし、夜間に飲食などを楽しむ場所が少ないとの声があるため、ふじよしだ観光振興サービスなどが企画した。

 「ナイトタイムエコノミー」は夜間の経済活動を促す取り組みで、西裏地区の取り組みは観光庁のモデル事業となっている。9月から、日本語と英語で表記したメニュー表を飲食店の入り口に掲示したり、英語も記載したパンフレットを作成したりする取り組みを進めている。12店舗が参加しており、今後約50店舗まで増える見通し。

 宿泊予約サイト「じゃらんnet」などを運営するリクルートライフスタイル(東京)と連携し、情報を発信。ふじよしだ観光振興サービスのホームページでは西裏地区の魅力を紹介する動画を掲載している。

 イベントはこれまでに5回開催。9月下旬には織物製品などが並ぶナイトマーケットのほか、ジャズの演奏や日本茶の飲み比べもあり、多くの人でにぎわった。

 次回のイベントは11月21日午後6時から。ナイトマーケットやジャズイベントのほか、富士急ハイランドのホラーアトラクション「絶凶・戦慄迷宮 収容病棟篇」に登場する亡霊が、新世界乾杯通りなどに出没する企画も行われる。

 事業やイベントに関する問い合わせは、ふじよしだ観光振興サービス、電話0555(21)1000。

(2019年11月17日付 山梨日日新聞掲載)

広告
月別
年別