2019.12.16

富士山5合目へ送電可否調査

県議会委、有料道に電線埋設想定

 12月定例山梨県議会は13日、総務、農政産業観光の2常任委員会で審査した。総務委員会(乙黒泰樹委員長)では、富士山有料道路(富士スバルライン)に送電線を埋設し、5合目まで電力供給することの可否を調査する方針を明らかにした。

 早川浩氏(自民党誠心会、富士吉田)が富士山での電力供給について質問。土屋隆世界遺産富士山課長が答弁で、県土整備部が調査を進めることを明らかにし、二酸化炭素排出の抑制などにつながるとして「富士山の環境を保全し、観光地として維持するため連携する」と述べた。

 県道路整備課によると、富士スバルラインに電線を埋設する費用や環境負荷などの観点で調査するという。

 県は5合目のトイレを維持するため、冬季も重油を使って発電。送電線を設けることで、管理が効率化する。富士スバルラインへの雪代や土砂崩れなどを監視するカメラの設置も可能になり、維持管理の効率化や防災情報の迅速化につながるという。

(2019年12月14日付 山梨日日新聞掲載)

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