2019.12.20

くぬぎ平公園、全面芝に

富士河口湖、多目的グラウンド改修

くぬぎ平スポーツ公園 富士河口湖町は、同町小立のくぬぎ平スポーツ公園の多目的グラウンドを人工芝に切り替える。住民の要望を踏まえ、現在の土のグラウンドから、けがの危険性が低いとされる人工芝に変更。これで公園内のグラウンド全てが芝か人工芝になる。サッカーなどスポーツ大会や合宿の誘致につなげる狙いもあり、町は来年度中の完成を目指している。

 町都市整備課によると、現在のスポーツ公園は1983年に整備した。95年にスタンド付きのサッカー場、2004年にはサブサッカー場が完成。いずれも天然芝で、02年のサッカーワールドカップのキャンプ地や、19年の国内外の国会議員によるラグビー大会などで使用されている。

人工芝に切り替える、くぬぎ平スポーツ公園の多目的グラウンド=富士河口湖町小立

人工芝に切り替える、くぬぎ平スポーツ公園の多目的グラウンド=富士河口湖町小立

 新たに人工芝を敷くのは、両サッカー場の北側に位置する多目的グラウンド全面。公園の利用を管理する町生涯学習課などによると、高冷地に位置する多目的グラウンドは、夏場を中心に小中学生のスポーツ合宿や大会で使用されることが多いという。

 ただ、けが防止の観点から全国的に芝生化が進むにつれ利用が減少。子どもたちが宿泊していた地元の旅館業者などを中心に、人工芝に切り替えるよう求める声が上がり、町は昨年度から改築計画を進めていた。

 一方、21年8月に開催される全国中学校大会(全中)のサッカー競技で、くぬぎ平スポーツ公園がメイン会場になることが決定。町は「できるだけ早く工事に着手し、完成させるため」(町都市整備課)、12月定例町議会で債務負担行為を設定し、工事費7億5千万円を計上した。来春に工事の入札を行い、年度内の完成を目指している。

 町都市整備課の担当者は「人工芝のグラウンドに変われば、けがの心配も少なくなる。利用者の増加につながれば」と話している。

(2019年12月18日付 山梨日日新聞掲載)

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