2019.12.24
富士スバルラインマイカー規制63日間
来夏も7月10日から
富士山有料道路(富士スバルライン)のマイカー規制などを協議する検討委員会(会長・堀内茂富士吉田市長)が23日、富士河口湖町内で開かれ、来夏のスバルラインのマイカー規制について、4年連続となる7月10日から9月10日の連続63日間で実施することを決めた。
検討委には地元市町村長のほか、観光業者、警察などから35人が出席。県側が、環境保全と渋滞対策などのために実施しているマイカー規制を今夏と同じ期間とする案を提案した。
一部の委員から「規制が3カ月にまたがるのは観光面から好ましくない」など反対する声が上がったのに対し、堀内会長が二酸化炭素の増加や渋滞による緊急車両の通行に支障が出るなどマイカーの影響を指摘し、規制の必要性を説明。最終的に県の案が了承された。
電気自動車と燃料電池自動車は引き続き規制対象外とした。県公安委員会が今後、正式に決定する。
一方、来夏の富士山の開山期間は7月1日から9月10日までとする案についても了承した。
(2019年12月24日付 山梨日日新聞掲載)
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