2019.12.29

部分日食、雲間から

山中湖で10分天体ショー

山梨県内で観測された部分日食=山中湖村山中から(26日午後2時40分ごろ、撮影・広瀬徹)

 太陽の前を月が横切り、太陽が欠けて見える部分日食が26日午後、山中湖村で観測された。国内では1月以来。本州を中心に広く雲がかかる条件の悪い日だったが、雲の隙間から一部分が欠けた太陽がはっきりと見えた。

 山中湖村山中では午後2時半ごろから始まり、一部分が欠けた太陽が薄くなった雲から現れた。約10分間、見え隠れしながら、天体ショーを繰り広げた後、再び厚い雲に姿を隠した。

 山中湖花の都公園では、欠けた太陽が富士山頂に重なる「ダイヤモンド富士」を撮影しようと大勢の人が集まったが、山頂が雲に覆われて確認できなかった。甲府・県立科学館は雲が厚く観測は難しいとして、予定していた観望会を中止した。

(2019年12月27日付 山梨日日新聞掲載)

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