2019.12.29
天日にさらし干しイモ作り
鳴沢で本格化
鳴沢村で干しイモ作りが本格化している。村サツマイモ生産組合(渡辺茂組合長)のビニールハウス内には、薄く切ったサツマイモが並べられている。
組合によると、サツマイモは強い甘みが特徴の「紅はるか」「シルクスイート」などを使用。冷水で洗い、ふかして皮をむき、切り分けて乾燥機にかけた後、4日ほど天日に干して完成するという。
作業は11月下旬から始まっていて、組合員が順番にハウスや機械を使用。出荷に向けた準備は来年2月末ごろまで続く。道の駅なるさわで販売している。
組合員の小林富雄さん(74)は「軟らかく上品な甘みが特徴。毎年楽しみにしてくれている人のためにも、おいしい干しイモを作りたい」と話している。
(2019年12月27日付 山梨日日新聞掲載)
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