2019.12.31
新倉山浅間公園の桜保護へ寄付、富士急行
富士急行(富士吉田市、堀内光一郎社長)は、樹勢が衰えている、富士吉田・新倉山浅間公園の桜を守るために活用してもらおうと、市に100万円を寄付した=写真。
公園は富士山と五重塔(忠霊塔)、桜が競演するスポットとして人気だが、植樹から約半世紀たった桜の樹勢が衰えていて、市が樹勢回復に向けた取り組みを進めている。
市役所を訪れた堀内社長は「(富士急行線)下吉田駅を利用して公園を訪れる人も多い。地元企業として少しでも役に立ちたい」とあいさつ。来年3月14日から下吉田駅にすべての特急が停車するダイヤ改正についても紹介した。
寄付金を受け取った堀内茂市長は「市が飛躍するためのクリスマスプレゼントとなった。日本の象徴とも言える風景を守るために活用したい」と話した。
(2019年12月29日付 山梨日日新聞掲載)
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