特別合唱団５０人「歓喜の歌」披露

　富士河口湖町の「河口湖オルゴールの森美術館」は１２月３０日、特別合唱団による「『第九』ミニコンサート」を開いた。

　特別合唱団は、県シニアコーラス連盟会長の沢田洋一さん（８７）＝都留市＝の呼び掛けで集まった。１０～９０歳の約５０人がベートーベンの交響曲第９番の第４楽章「歓喜の歌」を会場に響かせた＝写真。会場に訪れた約２００人は大きな拍手を送っていた。

　日本で年末の風物詩として定着している第九を聴いてもらおうと始まり、今年で８回目。沢田さんは「たくさんの人が楽しめる合唱をこれからも続けたい」と話した。

(2019年12月31日付 山梨日日新聞掲載)