2020.1.15

高級オルゴール限定返礼品に

富士河口湖町のふるさと納税

ふるさと納税の返礼品に加わったオルゴール=富士河口湖・河口湖音楽と森の美術館

ふるさと納税の返礼品に加わったオルゴール=富士河口湖・河口湖音楽と森の美術館

 富士河口湖町のふるさと納税の返礼品に、高級シリンダーオルゴールが加わった。外装には町内産のヒノキを使用。72本の櫛歯を採用していて、繊細な音色で約20分と長時間の演奏ができるという。限定50個で受け付けている。

 高級オルゴールは、同町河口の河口湖音楽と森の美術館が製造。「高級感と話題性のある新商品で地元を盛り上げたい」と、2018年末ごろから開発を進めてきた。

 筐体と呼ばれる外装には、同町河口の河口浅間神社の敷地内で伐採されたヒノキを使用。美術館が買い取り、製材や組み立て、塗装を西桂町と甲府市の業者に委託した。えんじ色と茶色の2種類で幅24センチ、高さ8センチ、奥行き13センチ。

 円筒状のシリンダーで奏でるオルゴールとしては国内最大となる72本の櫛歯を採用しているため、ピアノの旋律のように繊細で幅広い音階の演奏を楽しむことができる。「カノン」「アヴェマリア」などクラシック20曲から3曲を選ぶことができ、最大演奏時間は15~20分程度という。

 66万8千円の寄付をすると、返礼品として選ぶことができる。生産は完全受注制。町政策企画課によると、昨年10月に返礼品に採用して以降、1件の申し込みがあったという。

 シリンダーや櫛歯など音を発する部品「メカ」を業者から取り寄せた上で、美術館スタッフが組み立てるため、寄付から納品まで3カ月ほどかかる。担当者は「ヒノキを使ったオルゴールはとても珍しい。地元でつくられたものとして希少価値も高いのではないか」と話している。

(2020年1月13日付 山梨日日新聞掲載)

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