2020.1.16
「ひいち」で装飾、梵天竿お目見え
都留市十日市場の住民は11日、三角形の布袋「ひいち」を飾り付けた「梵天竿」を立てて、家内安全や五穀豊穣を祈る伝統の小正月行事を行った。
住民約20人が、長さ約12メートルのヒノキにひいちなどを飾り付けた梵天竿を地区内の道祖神近くの2カ所に立てた。ひいちは住民有志でつくる「ポプラの会」メンバーが194個を作った。十日市場自治会の石井博会長は「地域の伝統行事を続けていきたい」と話していた。
梵天竿は18日まで設置。ひいちは梵天竿から取り外し、各家庭に配られ厄よけとして軒先に掲げられる。
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