2020.1.17

郡内織物発信へ資金調達

富士吉田ふるさと納税 5000万突破、製品を返礼品に

 富士吉田市は、地域の伝統産業である郡内織物の魅力を発信するための資金をインターネットを通じクラウドファンディングで募っている。ふるさと納税制度の一環として実施。昨年12月から始め、既に当初目標の2千万円を大幅に超える5千万円以上に達しているが、今後も協力を受け付ける。

 郡内織物は高品質な商品として認知されているが、職人の高齢化など担い手不足が課題となっている。織物業者や市などは2017年から、複数の織物業者が一斉に工場で商品を販売する「オープンファクトリー」を開催。商品を販売する「ハタオリマチフェスティバル」(ハタフェス)も16年から開催してきた。

 市はPR活動を強化するためインターネットで寄付を募ることにした。昨年12月6日から今年3月6日までに2千万円を集める計画だったが、12月中に目標を突破。現在は約5400万円が集まっている。

 市は集まった資金を産地の認知度向上やハタフェスの開催費、担い手確保や育成、商品開発などに使う。返礼品にはネクタイや傘などの織物製品を用意。実際に郡内織物を使ってもらう。

 市商工振興課担当者は「想像以上の反響に驚いている。応援してくれる人たちの気持ちを大切に、産地を盛り上げるための資金として有効に使いたい」と話している。

(2020年1月15日付 山梨日日新聞掲載)

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