2020.1.26

春節で肺炎予防徹底

県、市町村担当に促す

 中国湖北省武漢市などで感染が広がる新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、山梨県は23日、県内市町村の職員を集めた会議を開き、県内を訪れる中国人観光客の増加が見込まれる中国の春節(旧正月)に合わせて感染予防対策の徹底を促した。

 市町村の観光施策担当者ら約30人が出席。会場では宿泊施設向けに手指用の消毒液を配布したほか、感染が疑われる中国人宿泊者に症状の確認やマスクの着用を呼び掛ける中国語などの文例を示し、活用を促した。

 富士吉田市富士山課の担当者は「春節で市内を訪れる外国人観光客は増える。宿泊施設に消毒液などを配り、感染予防に努めたい」と話した。

 一方、県は同日までに、県内の医療機関が検索できる「やまなし医療ネット」を通じ、中国語など外国語の問診票がダウンロードできることを紹介する通知を県内の全約760医療機関に送付。問診票の活用を呼び掛けた。約400の観光施設や交通機関にも文書を送付し、観光客に感染が疑われる症状がみられた場合は速やかに医療機関を受診させるよう促した。

 中国では春節(旧正月)に伴う24~30日の大型連休で多くの人が移動するため、感染拡大が懸念されている。

(2020年1月24日付 山梨日日新聞掲載)

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