2020.2.14
米の雑誌を飾った富士山作品寄贈
都内の写真家が富士吉田市へ
富士山を撮り続けている写真家TAKASHIさん(東京)は、富士吉田市の新倉山浅間公園から撮影した写真を市に寄贈した。米国の旅行雑誌の表紙を飾った写真で、桜と富士山、忠霊塔(五重塔)の競演を収めている。
TAKASHIさんは2011年から、富士山の写真を撮影、国内外の写真コンテストに参加している。寄贈した写真は「Spring of Japan 日本の春」。2017年4月の早朝に撮影した。淡いピンク色の空をとらえていて、18年に米国のナショナルジオグラフィック発行の旅行雑誌「Traveler(トラベラー)」の表紙に採用された。
TAKASHIさんは市内で写真セミナーを開くなど縁があり、市の依頼を受けて寄贈が決まった。市は写真を縦約85センチ、横約120センチのパネルとし、市長公室に飾った。
TAKASHIさんは3日、堀内茂市長を表敬訪問し、写真について「日本の春らしい柔らかな雰囲気を伝えたかった」と説明。堀内市長は「改めて富士山の美しさを感じさせてくれる素晴らしい写真」と応じていた。
(2020年2月12日付 山梨日日新聞掲載)
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