2020.2.25

富士山がテーマ、芸術の源泉探る

忍野で6月詩画制作、展示

 忍野村の村民有志らでつくる「忍野/富士山アートピア実行委員会」(三浦紀元会長)は、世界文化遺産・富士山の「芸術の源泉」としての価値を広めようと、6月に同村で芸術大会「アジアン・アートピック」を開催する。国内外から参加者を募り、富士山を題材とした詩画を制作してもらう。

 実行委は村民のほか、NPO法人「日本新極美術研究所」(茨城県)のメンバーらで構成。研究所の前身団体が2011年から、絵画展示会などを通じてアジア各国と文化交流を続けていて、17年11月からはアジア圏の芸術家とともに、富士山を題材にした絵画制作に取り組んでいる。

 研究所は富士山写真の第一人者・岡田紅陽とゆかりが深いことから、18年9月からは岡田が主に活動した忍野村を中心に活動を展開。バングラデシュ、スリランカなどアジア4カ国と村の子どもたちが描いた絵の展示会を開くなどしてきた。

 「アジアン・アートピック」は、芸術活動を通してアジア各国と親交を深めるとともに、富士山の価値を再考、周知することを目的に6月22日に開く。富士山をテーマにした絵画と詩文を組み合わせた詩画を国内外から募って展示するほか、複数の画家がその場で詩画を制作する芸術競技などを予定している。

 関谷正夫実行委員長は「詩画を通して世界の人たちと富士山の価値、美しさを共有したい」と話している。

(2020年2月23日付 山梨日日新聞掲載)

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